【クランデニー / ダグラスレイン社】
フレッシュな洋ナシと麦汁の爽やかな旨味
今年5月に、スコッチモルト販売スタッフがダグラスレイン社を訪問した際に、同社CEOのChris Leggat氏より手渡されたサンプルが、このオーヘントッシャンでした。
若い洋ナシのようなフレッシュさと、柔らかなバニラやクッキーのような麦汁感が口中いっぱいに広がる味わいは、端正ながらもバランスよくまとまった仕上がり。
「クランデニー」ブランドが持つ、上品かつ端正なスタイルと1997ビンテージが織り成すテクスチャが見事に表現されています。
オーヘントッシャン 21年
Auchentoshan 1997
《111295》
クランデニー
度数:54.4度/容量:700ml
蒸留年:1997年/地域:ローランド
カスク:リフィル・ホグスヘッド
レモンキャンディー、洋梨、アプリコットのフルーツ香。オレンジ、ナッツ、甘さ控えめ、ほのかにジンジャー。
レモングラスのスパイシーさ、ドライフィニッシュ。
キレのあるシャープな口当たりとハーブ香
ダグラスレイン社から届いたサンプルの中でも個性的だった1本。軽やかなビスケットや乾いた木材のような麦の風味の奥から、ハーブ系のグリーンノートが広がります。
ドライでシャープな口当たりで、刺激的なアタックと爽やかな様々な味わいが、いくつかの層をなしているように感じられます。
フェッターケアン 11年
Fettercairn 2007
《111293》
クランデニー
度数:60.1度/容量:700ml
蒸留年:2007年/地域:ハイランド
カスク:リフィル・ホグスヘッド
柚子の果肉、ほのかにピートとスモークを感じる。ナッツ、バニラ、シロップのような甘さ、ライムの爽やかさが広がる。
フィニッシュは穏やかで徐々にビターオレンジにシフトする。
白い花の蜜、若いリンゴとナッツの風味
シェリー樽の上品な美味さに定評のあるブナハーブンですが、このリフィル・ホグスヘッドのブナハーブンは、軽快ながらも、じっくりと時間をかけると様々な美味さが現れてくる晩成型のボトルです。
白い花の蜜のような軽い甘さと若いリンゴの風味が鼻を抜け、シュガーパウダーをまぶしたナッティーな味わいが口中に広がります。
ブナハーブン 10年
Bunnahabhain 2007
《111294》
クランデニー
度数:57.5度/容量:700ml
蒸留年:2007年/地域:アイラ
カスク:リフィル・ホグスヘッド
柑橘香から、穏やかな潮の香り。ハーブ、ライム、しっかりとしたボディでクリーミー、塩っぽさが広がる。
ナッツの香ばしさ、オーク、ほのかに海草。