【ブナハーブン蒸留所】
1883 年創業。アイラ島最北端にある蒸留所。
その場所は、海以外はまわりに何もない荒涼とした風景が広がる最果ての地。何しろ職人やゲスト用の住居は言うに及ばず、道路ですらこの蒸留所のために造られたほど。
ブナハーブンといえば、アイラ島では珍しいノンピートのウイスキー。しかしながら、昨今のアイラモルトブームの影響で、自社のブレンデッド・ウイスキー「ブラックボトル」向けの原酒が入手しづらくなり、90 年代の終わり頃からスモーキーなブナハーブンも作るようになった。
ブナハーブン 16年
Bunnahabhain 16YO
《110504》
ザ・ウイスキー・エクスチェンジ(レトロラベル)
度数:55.6 度/容量:700ml/蒸留年:ー/地域:アイラ
色はゴールド。潮の香り、磯っぽさ、薫香、薬品臭さがある。
トップからスモーキーフレーバーが広がり強烈。後半からフィニッシュにかけて更に勢いが加速する。
余韻は長く塩っぽさが残る。煙臭さがいつまでも続く。